メディアマーケッターENOです。
キャッチコピーを作ってはみたもののイマイチありきたりで困っていませんか!?
この記事ではコピーライティングの例として”強い言葉を使ってウケる方法”を徹底的に解説していきますよ!!
弱い言葉を強い言葉に置き換えるテクニックを知りたい方はぜひ最後までご覧くださいね。
目次(コンテンツ)
コピーライティングの例|強い言葉でウケを狙う!!
人間の記憶に残る売れるキャッチコピーには必ず”強い言葉”が入っています。
なぜなら日常会話で使うようなありふれたフレーズでは誰も振り向かないからなんですね。
”高機能、最高、美味しい、最先端”などのワードは一見すると良い表現のようですが、一発で人の心に響かなければ何も言っていないのと同じなワケです、、、
特に大企業のように広告をバンバン使う予算のない中小企業や個人でも、”強い言葉”の力を使えば限られた予算の中で最大の効果を発揮できます。
ちなみにここで言っている強い言葉っていうのは、”違和感を感じる言葉、キレのある言葉、人の感情を動かす言葉”のことを意味しているんですね。
本屋に行って様々なキャッチコピーをリサーチしてみると”当たり前の内容を強い言葉で書いているだけ”だったりします(笑)
つまり”伝えたい内容を強い言葉に置き換える”だけで読者のハートの刺さるキャッチコピーが作れるってことです!!
強い言葉に入れ替えるコツ
強い言葉に入れ替えるコツは”一般的に使われるようなスルーされるフレーズを一切使わない”ってことです。
”最高、役に立つ、美味しい”などのあまりにも平凡すぎるワードは読者にとって全く刺さることがないのでキャッチコピーのコアとして使うことができませんから。
例えば”アミノ酸配合の高級シャンプー”のキャッチコピーを考えてみましょう。
このシャンプーのウリは”傷んだ髪が修復されてハリとコシが戻る”というのがユーザーにとってのベネフィットです。
コレを普通に書くと”アナタの髪にハリとコシが出ます”ってなりますよね(笑)
それでは”強い言葉”を使ってENO的に別のフレーズに言い換えてみます。
自分で書いたキャッチコピーをよく見返して、たった一語でも強いワードに置き換えていくことでキャッチコピー力ってどんどん磨かれていきますよ!!
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強い言葉のテクニックを具体例と一緒に徹底解説
ここからは”強い言葉のテクニック”を具体例と一緒に詳しく解説していきます。
このテクニックを参考にしてあなたの商品やサービスに関係する強いワード、心に刺さる言葉、シズル感を見つけてみてください。
鉄板決まり文句
昔からよくキャッチコピーに使われる”鉄板の決まり文句”を使うテクニックもオーソドックスですが使いやすいです。
ぶっちゃけ”どこかで見たことがある感じ”になってしまいますが、とりあえずキャッチコピーっぽくはなるので時間のない時に使うのにオススメですね。
ちなみに”鉄板の決まり文句”の例としては以下のものがあります。
”鉄板の決まり文句”を使った具体例をENO的に作るならこんな感じです。
いずれもどこかで見たような気がしますが、なんとなーくキャッチコピーになってる感じがしませんか!?(笑)
お悩み、問題ワード
読者のニーズをそのまま言葉にしてキャッチコピーにするのもアリです。
なぜなら人に言えない切実な悩みをかけて人が一番最初に思い浮かべる言葉は一般的には弱い言葉だったとしても、狙っているターゲットにとっては”強いコトバ”になるからなんですね。
多くの人が悩んでいる言葉にはこんなものがあります。
仮にENOが上記のキーワードをキャッチコピーに入れるならこんな感じでしょうか!?
基本的にどんなビジネスも”お客様の悩み解決”が基本なので、ターゲットの悩みをトコトン追求して検索回数の多いキーワードをうまく使えば強烈なキャッチコピーが作れます!!
トレンドワード
毎年毎年新しいトレンドワードが生まれますが、このタイムリーな言葉を使うことで強いキャッチコピーを作ることができます。
特に流行語などにノミネートされた聞き慣れた言葉には敏感に反応しちゃうじゃないですか!?(笑)
ちなみに2019年にユーキャンの流行語大賞にノミネートされたものの中でキャッチコピーに使えそうなものをご紹介しますね。
注意したいのがこれらのトレンドワードってすぐに色あせてしまうので、ちょっと前に流行ったものを使うと逆に”痛々しくなる”ので気をつけたいですね(笑)
ENO的にトレンドワードをキャッチコピー入れるならこんな感じにします。
こういうトレンドワードはせいぜい長くても1年くらいで忘れ去られてしまうので、短い期間で注目を集めたい場合のみ使えるテクニックですね。
聞いたことないワード
あえて普段耳慣れないコトバを使うことで”違和感”を出して読者を惹きつけることができます。
なぜなら読者は”何かよくわからないけどスゴいのかも、、、”と好奇心や興味を引くことができるからなんですね。
本来であれば業界の専門用語や造語など、読者にとって”意味のわからないコトバ”をキャッチコピーに使うのは絶対にNGです。
それでも人間は本来知的好奇心の塊なので、”知らない知識を取り入れたい!!”と気になってしまうものなんですよ(笑)
例えば過去に新しいコトバを生み出して話題になったものだと以下のものがありましたよね。
- ゲス不倫
- ミラバケッソ(クラレ)
- 〇〇映え
- グラブってる!?(モバゲー)
- 〇〇ファースト
こんな感じで普段耳慣れないコトバをあえてキャッチコピーにして読者の興味や関心を引くテクニックもあります。
感情を表現するワード
”感情を表現するワード”を使うと、ソレをフックとして読者の注目を集めることができます。
なぜならキャッチコピーで急に感情を表現するワードが登場すると、”違和感”が発生するからなんですね。
感情を表現するワードはいろんな種類がありますが、一例として簡単に紹介します。
また読者の恐怖心をあおるのに強いワードして次のネガティブワードがよく使われています。
敵、リスク、逮捕、犯罪、事件、戦争、崩壊、失敗、欲望、激痛、危険、脅威、嫉妬、恐怖、懺悔、嫉妬、破産、絶望、後悔、生き恥、違反、臆病、汚染、伝染、屈辱、軽蔑、下劣、詐欺、差別、醜態、怠惰、堕落、低俗、廃人、破滅、悲惨、貧相、不安
上記のネガティブワードは普通ならキャッチコピーには使われない単語なので”違和感”を出して注目を集めることができます。
ただしネガティブワードはケースによっては胡散臭くなってしまうので、使うときは注意するようにしてください。
具体的な数字を書く
キャッチコピーは”具体的である”って言葉なにより重要です。
なぜなら根拠のある数字をハッキリと提示することで、読者に明確なイメージを抱いてもらいやすくなるからなんですね。
ちなみにキャッチコピーで使う数字には”効果の度合い、実績、年数、人数、金額、個数”などを用いるのがテッパンです。
ちなみに人間を強く惹きつけるパワーのある数字って”3、5、7、9のような奇数”が多いんですよ。
よくセミナーとかでも”重要なポイントは3つか、5つくらい”にまとめられることが多いじゃないですか!?(笑)
またあえて”中途半端な数字”を使った方がよりリアリティーが出るので参考にしてみてはいかがでしょうか!?
オノマトペを使うと臨場感が増す
”オノマトペ”を使うと強いワードになるのでオススメです!!
なぜなら”グイグイ、キラキラ、うるうる”などのワードを使うことで臨場感が出るからなんですね。
ちなみに”オノマトペ”っていうのは、”擬音語や擬態語”のことを言います。
具体的に言うとこんな感じです。
キュッキュッ、ピタッと、グイグイ、パリパリ、シャキシャキ、キラキラ、スイスイ、スパッと、キンキン、うるうる、サクッと、もっちり、ふわとろ、プルプル、とろ〜り
それでは、早速オノマトペを使った具体例をご紹介しますね。
特に食品系の商品のキャッチコピーを作るなら”シズル感(ステーキが焼ける時の音)”を出すのにオノマトペが効果絶大ですよ!!
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強い言葉に言い換えるテクニック
弱い言葉を強いワードに言い換えると強いキャッチコピーを作ることができます。
なぜなら仮にキャッチコピーを作ったとしても”弱い言葉”だといまいちインパクトが出ないからなんですね。
ちなみに同じ意味で別の力強いワードを探す時に超役に立つのが”類語辞典”です。
ENOの個人的なオススメとしてはWebで無料で使うことができる”連想類語辞典”をよく使っています。
言い換えの例としてはこんなものがあります。
それでは具体的にキャッチコピーを作ってみます。
こういう弱い言葉を強いコトバにアップグレードしていくには日頃から”メモをしてストックする習慣”が大切なので、使えそうなフレーズを見つけたらすぐにスマホにメモしてみてはいかがでしょうか!?
コピーライティングの例|強い言葉でウケを狙う!!のまとめ
今回の記事を振り返ってみます。
今回の記事は”キャッチコピーに強い言葉を入れて読者を惹きつけるテクニック”を具体例と一緒に解説してみました。
ENO的には一度キャッチコピーを完成させた後、必ず類語辞典でもっと強いコトバはないか毎回チェックするように気をつけています。
こんな感じで類語辞典を使って言葉のアップグレードをするだけで、他には埋もれないキャッチコピーを作ることができますし、”違和感”を演出することが簡単にできますからね。
アナタもキャッチコピーを作ったら一度類語辞典で言葉のアップグレードはできないか一度検討してみはいかがでしょうか!?
メディアマーケッターENO