メディアマーケッターENOです。
”ZMOTっていう購買モデルがあるって聞いたんだけどソレって何なのー?”
今ではユーザーが情報収集をするようになったので、売り手と買い手の情報格差が全くなくなりました。
むしろ、情報の主導権は買い手が握っているといっても過言ではありませんから、、、
今回の記事では”WebマーケティングのポイントはZMOTを理解すべし”について詳しく解説していきます!!
目次(コンテンツ)
Webマーケティングで欠かせない購買モデルFMOT
購買モデルとして”FMOT(エフモット、First Moment Of Truth)”という考え方があるんですね。
このFMOTは刺激、棚、体験という3ステップから成り立っているんです。
簡単に言えば、ユーザーが店頭に足を運んで、自宅で商品を使って体験をするっていう購買モデルです。
企業ではP&GがこのFMOTを重視しており、らフリーCEOは、
- 最良の体験は2つの真実の瞬間で勝利を収める
- 最初の真実の瞬間は店舗の陳列スペース
- 2番の目の真実の瞬間は自宅で商品を使用するとき
- 利用して満足するか、しないかそれだけ
という考えを提唱しています。
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Googleのリサーチで判明したZMOTの真実とは?
その一方で最近注目されているのが、ZMOT(ジーモット)っていう考え方です。
コレはZero Moment of Truthの略で、”ゼロ個目の真実の瞬間”っていう意味なんですね。
つまり、上記で紹介したFMOTの前に真実の瞬間があるっていう意味で作られた言葉ですから。
そして、このZMOTでは従来の刺激、棚、体験という3ステップではなくて、刺激、情報収集、棚、体験という4ステップの行動で成り立っています。
この情報収集の段階で読者は非常にたくさんの情報を集めており、自分の意思で集めた情報によって意思決定を行っているコトが明らかになりました。
ぶっちゃけ、読者ってどれくらい情報を集めてるの?
実はこのZMOTが注目されるようになったのは、2011年にGoogleが行った超大規模な消費者リサーチだったんですね。
具体的には5000人の消費者と12商品のカテゴリーを対象として、購買行動を詳細にリサーチしたワケです。
その結果、消費者は購入前に平均して10.4件の情報を収集していることがわかったんですよ。
参考までにGoogleが行ったリサーチ結果を載せておきますね。
商品カテゴリーと情報源の数
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情報収集にかける時間は商品によって全然違うって話
ZMOTのリサーチを分析すると面白いデータがたくさんあります。
特に、自動車、テクノロジー、消費財という3つのカテゴリーを例に商品購買前にやる情報収集の量とタイミングを比較してみましょう。
すると、自動車やテクノロジーは早い段階から情報収集するのに対して、消費財は購入間近にならないと情報収集しないっていう傾向が明らかになったんですね。
もっと簡単に言えてしまえば、高額商品はかなり前から情報収集し、定額商品は購入間近に情報収集するってことです。
ZOMTをWebマーケティングに応用するには?
ここでZMOTで特に理解すべきポイントを簡単にまとめてみます。
コレはWebマーケティングをやる上でキホンとなる考え方なので、ぜひ繰り返し読むことをオススメします。
ZMOTのポイント
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商品を探すより、情報を探す時代になった
今回紹介したZMOTの考え方において重要なのは”消費者が主体的に情報収集して意思決定を行っている”ってコトを具体的に理解しておくってことです。
そして、ZMOTが登場したことで広告だけでは買い手が購入しにくくなったことが明らかになりました。
また、コンテンツマーケティングは普段から読者が興味を持ってくれそうな情報を定期的に提供し続けることで継続的に読者との接点を維持していくっていう戦略です。
普段から読者との信頼関係を構築して、ニーズが明確になった時に自分の商品を選んでもらえる存在になることが目的です。
WebマーケティングのポイントはZMOTを理解すべしのまとめ
今回の記事をまとめてみます。
この記事のまとめ
商品があり余っている現代では、商品を探すよりも情報を探す時代です。
しかも広告だけではただの興味喚起させるくらいしか効果がありません、、、
もし、自分のビジネスがうまくいっていないのであれば、”自分の顧客がどんな情報収集をしているか?”をイメージしてみてはいかがでしょうか?
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